こもれび在宅診療所 院内・地域連携用|進行がん患者さんの生命予後推定を補助します
本ツールは医療職が使用することを前提としています。ここで得られる数値は、あくまで集団の統計から導かれた確率であり、目の前の患者さん個人の余命を言い当てるものではありません。必ずご自身の臨床判断と照らし合わせ、乖離がある場合はその理由を検討したうえでお使いください。
このページを見ていただくことを止めはしません。ただ、ここに出る結果は「同じような状態の多くの方を集めたときの平均的な見通し」であって、あなたやご家族のこれからを決めるものではありません。実際には、予測より長く過ごされる方も、短くなる方もおられます。
数字だけを鵜呑みにせず、必ず主治医とご相談ください。私たちは、残された時間の長さそのものよりも、その時間をどう過ごしたいかを一緒に考えることを大切にしています。
入力内容はすべてお使いの端末のブラウザ内だけで計算され、送信・保存は一切行いません。ページを閉じると消えます。
血液検査を使わず、身体所見と症状だけで週単位の予後を見積もります。在宅でその場で計算できるのが利点です。
Morita T, et al. Support Care Cancer. 1999
| % | 起居 | 活動と症状 | ADL | 経口摂取 | 意識 |
|---|---|---|---|---|---|
| 100 | 100%起居 | 正常の活動、症状なし | 自立 | 正常 | 清明 |
| 90 | 正常の活動、いくらか症状あり | 正常 | |||
| 80 | 努力すれば正常の活動が可能 | 正常または減少 | |||
| 70 | 通常の仕事・業務が困難 | 正常または減少 | |||
| 60 | ほとんど起居 | 趣味・家事が困難 | 時に介助 | 正常または減少 | |
| 50 | ほとんど座位か臥位 | どんな仕事も困難 | しばしば介助 | 正常または減少 | 清明または混乱 |
| 40 | ほとんど臥床 | — | ほとんど介助 | 正常または減少 | 清明/混乱/傾眠 |
| 30 | 常に臥床 | — | 全介助 | 減少 | |
| 20 | — | 数口以下 | 傾眠または昏睡 | ||
| 10 | — | マウスケアのみ |
左の列(起居)から順に見て、患者さんに最もあてはまるレベルを決めます。
5項目すべてを選択してください
合計 – / 15 点
臨床的な予後の予測(CPS)に、身体所見と血液検査を加えて30日生存確率を3群に分けます。CPS の重みが大きい点に注意してください。
Pirovano M, et al. 1999 / Maltoni M, et al. J Pain Symptom Manage. 1999
| 100 | 正常。臨床症状なし |
|---|---|
| 90 | 軽い臨床症状はあるが、正常活動が可能 |
| 80 | かなり臨床症状があるが、努力して正常の活動が可能 |
| 70 | 自分自身の世話はできるが、正常の活動・労働は不可能 |
| 60 | 自分に必要なことはできるが、ときどき介助が必要 |
| 50 | 病状を考慮した看護および定期的な医療行為が必要 |
| 40 | 動けず、適切な医療および看護が必要 |
| 30 | 全く動けず、入院が必要だが死は差し迫っていない |
| 20 | 非常に重症、入院が必要で精力的な治療が必要 |
| 10 | 死期が切迫している |
6項目すべてを入力してください
合計 – / 17.5 点
臨床所見と血液検査から、14日以上/56日以上の生存確率を算出し、日単位・週単位・月単位以上の3区分に分類します。日本の検査単位のまま入力できます。
Gwilliam B, et al. BMJ. 2011 / Stone P, et al. PLoS One. 2021(PiPS2 検証研究)
Abbreviated Mental Test Score(AMTS):認知機能の簡易スクリーニング。次の10問を各1点、10点満点で採点します。所要2〜3分。
8・9は英国の設問がそのまま残っているため、日本では同等の難易度の問い(例:終戦の年、現在の首相)に置き換えて運用されることが多いです。PiPS-B で使うのは4点以上か未満かの二分のみで、合計点そのものは計算に入りません。一般的な認知障害の目安(6点以下)とは基準が異なる点にご注意ください。
骨転移ありで遠隔転移なしになっています。入力をご確認ください。
ALP は測定法により値が大きく変わります(JSCC 法は IFCC 法のおよそ3倍)。原著は英国の IFCC 法に基づくため、自施設の測定法をご確認ください。
すべての項目を入力してください
公式計算機に入力する際は、患者氏名など個人が特定できる情報を入れないでください。コピーされるテキストにも氏名は含まれません。
下の内容を編集して「A4のPDFとして保存」を押すと、印刷ダイアログが開きます。保存先で「PDFとして保存」を選んでください。
既定では点数そのものは載せません。伝えるのは「日単位/週単位/月単位」という時間の見通しです。点数を載せるかどうかは主治医の判断で切り替えてください。
こもれび在宅診療所 予後予測ツール
本ツールは診療の補助を目的とした計算機であり、医療機器ではありません。診断・治療の最終的な判断は主治医が行います。
スコアの配点は原著論文および上記の解説ページに基づいています。改訂があった場合は内容が古くなっている可能性がありますので、定期的にご確認ください。
これは同じようなご状態の多くの方から推定した見通しです。実際には、これより長く過ごされる方も、短くなる方もおられます。
この用紙は、担当医が患者さんご本人・ご家族と話し合った内容を整理してお渡しするものです。書かれている見通しは確定したものではありません。気になること、書かれていないこと、気持ちの変化があれば、いつでも遠慮なくお伝えください。
こもれび在宅診療所® による説明ツール