こんにちは、こもれび在宅診療所です。
今回は、私たちの訪問診療の一日をご紹介しながら、現場で大切にしている心構えについてお伝えします。
訪問診療の一日
朝、スタッフが診療所に集合し、その日の訪問予定や患者さまの状態を皆で確認します。訪問するお宅には、さまざまな年齢やご病気の方が暮らしておられ、一つひとつに合った医療やケアを考えながら出発します。
あるご高齢の患者さまのご自宅では、ご家族の手作り料理の話題で会話が弾み、心がほっこり温まりました。「先生が来てくれるとうれしいよ」との温かい言葉は、私たちにとって何よりの励みです。
午後には、ご自宅で療養中の患者さまの血圧や体調を確認したり、お薬の調整や、リハビリスタッフと協力して日常動作のアドバイスを行ったりします。急な体調変化にも対応できるよう、常に準備をしながら活動しています。
私たちが大切にしていること
訪問診療は、ご自宅という「生活の場」での医療です。患者さまやご家族がリラックスできる雰囲気作り、小さな変化も見逃さない観察力、そして何より親しみやすいコミュニケーションを大切にしています。
たとえば、患者さまが普段と少し違う表情をされているときは、体調以外の不安や困りごとがないかもお話ししながら伺います。ご家族の方にも気軽に相談していただけるよう、心を配っています。
最後に
診療の合間や終わった後には、スタッフ同士で情報共有を行い、次回に備えています。在宅医療は、医療技術だけでなく、「人と人とのつながり」を実感できる現場です。
これからも、患者さま一人ひとりの「その人らしい暮らし」を支えられるよう、こもれび在宅診療所スタッフ一同、心をこめてサポートしてまいります。
今後も、実際のエピソードや役立つ情報を発信していきますので、ぜひご覧ください。
こもれび在宅診療所
スタッフ一同
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