私たち「こもれび在宅診療所」は、木漏れ日のような存在を目指しています。
みなさんは木漏れ日についてどんなイメージを抱きますか?
木々の隙間から地面に優しく差し込む光・・・それは一様ではなく、時に濃淡があり、形もさまざまです。
私達が、大切にしたい医療の形を考えた時、それは木漏れ日に例えられるのではないかと考えました。
木漏れ日は激しく強い光ではありませんが、ときにあたため、ときに癒やし、ときに導くような存在です。
一人ひとりの患者さんに寄り添い、その人らしく最期まで生きることを支えたいという願いを込めて、「こもれび在宅診療所」という名前を決めました。
現代社会は多死社会を迎え、医療資源も限られています。
その中で私たちは、緩和ケアを必要とする人すべてに、過不足なく、そして適切なタイミングで温かいケアを届けることを使命としています。
木漏れ日が森全体から生まれるように、診療所もスタッフや地域社会など多様な存在が重なり合いながら、患者やご家族にとっての癒しや希望を生み出せる場所でありたいと考えています。
「こもれび」は、存在感をアピールしすぎることなく、それぞれの命に自然に寄り添う・・・そんな思いと、柔軟で動的な医療のあり方を体現しています。
一期一会の出会いを大切に、多様な価値観や希望を受け止められる診療所へ。
私たちの思いは、あなたの日々の暮らしや人生の一場面に、そっと温もりを届ける「こもれび」となることです。
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