心不全と診断されたあなたへ:一人で抱え込まず、新しい日常を一緒に作っていきませんか?


突然胸が苦しくなって、救急車で病院に運ばれ、そこで「心不全です」と診断されたとき…、目の前が真っ暗になるような、言いようのない不安を感じられたかもしれません。ご本人だけでなく、支えるご家族も「これからどうなるんだろう」と、たくさんの心配事を抱えていらっしゃることとお察しいたします。

まずは、ここまで一生懸命に体調の変化と向き合ってこられたご自身を、いたわってあげてください。

心不全は「うまく付き合いながら、自分らしい生活を続けていく病気」です。診断を受けた今、これからを穏やかに過ごすために大切にしたいポイントをいくつかお伝えします。


心不全と言われたときに、大切にしてほしい3つのこと

1. 「これまでの生活」をあきらめないでください

心不全になると「もう何もできない」と思ってしまう方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。塩分を控えたり、活動量を調整したりといった工夫は必要ですが、それは「好きなことを長く続けるためのメンテナンス」です。どうすれば趣味や散歩を続けられるか、一緒に作戦を立てていきましょう。

2. 体のサインを「見える化」しましょう

心不全のケアで一番大切なのは、急な悪化(増悪)を防ぐことです。

  • 毎朝の体重測定
  • 足のむくみのチェック
  • 息切れの具合

これらを記録するだけで、体調の変化に早く気づくことができます。小さな変化を見つけたとき、すぐに相談できる相手がいることが、何よりの安心につながります。

3. 家族だけで頑張りすぎない

ご家族の方は、本人のためにと食事制限や生活のサポートに一生懸命になり、ご自身が疲弊してしまうことがあります。介護や療養はマラソンのようなものです。プロの力を借りることは、決して「手抜き」ではありません。


専門医による「訪問診療」という選択肢

当院では、通院が困難になってきた方を対象に、循環器専門医による訪問診療を行っています。

「病院に行くほどではないけれど、なんとなく息苦しい」 「家での食生活、これでいいのかな?」

そんな不安に対し、専門医がご自宅へ伺い、心臓の状態を詳しくチェックします。 訪問診療の大きなメリットは、「生活の場で診察できること」です。実際の暮らしぶりを拝見しながら、無理のない範囲での療養アドバイスをさせていただきます。

また、急な体調変化の際も、病院と連携を取りながら迅速に対応できる体制を整えています。


最後に:あなたは一人ではありません

心不全という病気は、長く付き合っていくパートナーのようなものです。時には機嫌が悪くなることもありますが、適切なケアを続ければ、穏やかな時間を積み重ねていくことができます。

私たちは、医学的な治療だけでなく、あなたの「こう過ごしたい」という願いに寄り添うチームでありたいと願っています。

少しでも不安なこと、聞いてみたいことがあれば、いつでもお気軽にスタッフへお声がけください。あなたの歩みを、私たちが全力でサポートいたします。


【まずは相談してみませんか?】 訪問診療の内容や、心不全との付き合い方について詳しく知りたい方は、お電話でお気軽にお問い合わせください。相談員や看護師がお話をお伺いします。

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